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階段などの「手すり」の役割りとは

query_builder 2023/09/03
コラム
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「なぜ階段には手すりが設置されているのだろう?」と疑問をお持ちではありませんか。
戸建てなどの階段に手すりがついているのには、建築基準法が関係しています。
今回は、手すりの役割りについて見ていきましょう。

▼手すりの役割りとは
戸建てを建てる際などは、建築基準法により階段やバルコニーなどに「手すり」の設置が義務付けられています。
手すりには、歩行中の転倒を防いだり、移動を円滑にして快適な日常生活を支える役割があります。

■手すりを設置する場所
具体的にどのような場所に手すりを設置すると生活の安全性が高まるのでしょうか。

・階段
階段の段差はバランスを崩したり足を滑らせて転倒する危険が高いので、手すりがあると便利です。
階段の角度に合わせて1段目から最上段まで連続して手すりを設置すると良いでしょう。

トイレ
トイレに手すりを設置することで、立ち座りなど上下の動作を安定させる効果が期待できます。

・浴室
水にぬれた浴室はすべりやすいので、出入口と浴槽付近に手すりを設置すると良いでしょう。

・玄関
玄関に手すりを設置することで、靴を履いた後の立ち上がりを安定させることができます。
高齢者がいるご家庭などは、雨に濡れると滑りやすい玄関の外の段差にも手すりを付けると安心ですよ。

▼まとめ
平成12年の建築基準法改正により、住宅の階段には手すりの設置が義務化されました。
手すりに求められる役割は、転倒を防ぐこと、そして歩行や動作を円滑化です。
「転倒事故が起こりやすい場所に手すりを設置したい」とお考えであれば、当設計事務所へお気軽にご相談ください。

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